肩こりがツラくなると頭痛がすることはありませんか?
肩こりは、現代社会で多くの人が直面する健康問題の1つです。その影響は首肩のつらさ・不快感だけでなく頭痛という形でも現れます。今回は、肩こりから頭痛が起きるメカニズムと解決策についてご紹介していきます。
実は、肩こりと頭痛は、密接な関係があります。日常生活を送る中で長時間のデスクワークや運転、スマートフォンの使用、姿勢、運動不足による筋力低下、精神的ストレス等により首・肩・背中の筋肉がストレスを受け緊張し血流を阻害します。この状態が続くと筋肉が強張り神経・血管が圧迫され首肩の痛みや頭痛(緊張性頭痛)となって現れます。
例えば、多くの方が日常的にスマートフォンを使用しています。スマートフォンを使用時は首が前かがみの姿勢になりがちで、これが長時間続くと首肩の筋肉が動かないことでストレスを受け硬くなり頭痛を誘発する要因となります。
また、精神的ストレスも肩こりと頭痛を悪化させる要因の1つで極度のストレス下にさらされると筋肉が過剰に緊張し血流が悪くなってしまいます。(対人業務の方に多くみられる)
この様に肩こりと頭痛は関連性が強くあります。しかし、逆に肩こりが改善されれば頭痛の要因が減り肩こりからの頭痛に悩まされることがなくなります。ここからは肩こりと頭痛を軽減するための解決策をご紹介します。
1.姿勢の改善
正しい姿勢を保つことは重要な要素です。普段から胸を広げ背筋を伸ばすことを心がけましょう!デスクワークやスマートフォンを使用する際はパソコンやスマートフォンの位置を高くし前かがみの姿勢にならないようにすることをお勧めします。
2.ストレッチと運動
筋肉にとって1番のストレスは動かないことです。普段から適度の運動とストレッチを行ってもらうことで筋肉をほぐし血行を促進します。特に夜寝る前に静的ストレッチ(深呼吸しながらゆっくり伸ばすストレッチ)は気持ちを落ち着かせリラックスした状態で睡眠をとる事が出来るので睡眠の質も良くなります
3.マッサージ・整体
専門家によるマッサージ(もみほぐし)や整体は筋肉をほぐし血流を改善することで自己回復力高め肩こりや頭痛を軽減します。当院では柔道整復師(国家資格者)による施術を受けられます。
まとめ
結論から言いますと、1度で肩こりや頭痛が無くなることはありません。私たちは、筋肉が凝りやすいストレス環境の中で日々生活を送らなければならないので各自で予防・対策をしていかなければなりません。正しい姿勢の維持や適度の運動・ストレッチを行うことである程度の対応は可能です。足りない場合には、マッサージや整体などの施術を受けられることをお勧めいたします。この様な対策を日常生活に意識して取り入れルーティン化することでより健康的な生活を送ることが出来るでしょう。